大好きな時間や、幸せな時間というものは
日々過ごしている中でたまにやってくる。



だけど、自分には
それよりももっと尊い時間がある。

1年に数回程度なんだけれども。
(少ないのは単純に感覚に身を任せていられる時間が社会人になってから減ったからなのもあるけれど)


それは、
現実と夢の区別がつかないような
浮遊した時間。



実際にはしっかり意識はあるんだけれど、
ふとした拍子にどこか浮いてしまう。
その場所から、そこに共有のものとして流れてる時間から切り離されて、

それは毎日いつも通りの線路を走っている電車が
あるはずのない知らない車線に急に切り替わって
外れていってしまうような、

時間の余白 と勝手に呼んでいるんだけれど

その時間はいつもの時間と切り離されて
取り残されてしまって

時間が存在していないかのような
そんなふわふわした場所。

なので、夢かな?って思うけど、
しっかりと意識もあるし、すぐに戻ることもできるし。


そんな時間はふと偶然訪れたり、
人との出会いで起こったり、
様々だけれど、

ただ一つ言えるのは
この時間が
何をしている時間よりも
幸せな時間だなあということ。


私の生きてる楽しみの一つです。