八窪章吾.

岐阜県恵那市で造形制作を行っています。 . オブジェを中心に感覚に語りかけるような . 作品をつくっています。 . HP hachikuboshogo.com

2018年08月

展示



イベントの告知です。






母校の学内ギャラリーにて、

恩師の教授としての最後の展示

と合わせたグループ展に私も参加します。





私は写真にある箱ものなどオブジェを2点だけ展示します。




恩師の久野先生のインスタレーション作品もとても楽しみです。




先輩・後輩展

–久野利博とその教え子たち−



9月21日(金)〜9月26(水)

12:15〜18:00

※23日(日)はclose

※最終日は17:00まで

 




名古屋芸術大学

アート&デザインセンター




私は22日のみおりますので、

ぜひお会いできるのを楽しみにしております。




見る2

 

大学の頃書いていた言葉をふと思い返すことがあります。


目を閉じてごらんなさい。
今見ていたものをどれだけ思い出せますか?
ほら、それだけしか見えていないのです。


私の中で最も感性溢れる時間だった 大学時代。
とても粗削りな文章なんですが、ふいに今の自分に引っかかるときがあります。



「見る」という行為は漢字によって様々で、
見る  観る 視る などそれぞれ意味が違うのですが(Google先生をご参照下さい)

私が知識不足なのか、このときの見るはどれにも当てはまらなくて。(る」となんとなくこの字を使ってしまっていますが…)



心で見るというか、

物理的、物質的存在を見るのではなく、
そのものに対して、興味を持って見る
感情を持って見るというような。
目を通して最大限"感じる"という感覚でしょうか。


こうして見たものは自分の頭の中にの中に
入って、そこにちゃんととどまるような気がします。


そういった意味で見るをとらえたときに
どれだけ思い出せるか?

という問いは自分に、どれだけ日々興味を持って
周りに接しているか?といった戒めも含んだ言葉なのかなと思ったりします。

小さいことだけれど、漫然とではなく、気持ちを込めて。

それが"ただ生きる"ではなく、"ちゃんと生きる"
ことにつながると信じて。

見る









昨今、私たちはものが見えすぎている。


目を閉じてみる。

暗闇の中に浮かび上がるものと対話する時間は、私たちが普段見せられているものではなく、


私たちが本当に見たいものを見せてくれる。


見の前にあるから見えるのではない。

見ようとするから見えるのだ。


          

                            



なんて考えてしまった。それだけ自分もここ最近は見えていないのです。

今日はそれをハッと気づかされて。

なんだか見ることを改めて実感させてもらえたのでした。






喫茶のこと3



喫茶ル・モンドさん。

50年以上続く老舗の喫茶店だそう。


最近はここが大好きで少しずつ通っています。




ちなみに全く写真補正を行っていません。

ル・モンドさんは 光の差し込み方がとても美しいのです。


店の前に廊下のような場所があり、そこにも窓があって窓外には植物が目隠しになっています。二重の窓と緑で光を受け止めているからなのか優しい光が店内に入ってきます。


内装だけでも贅沢すぎるのですが、
店主さんがとても優しくて…。

私の思う"良いお店"の絶対条件として、
・空間が良い
・店主の人柄が良い
があります。

特に店主の人柄はお店に本当によりけりで、こちらの態度や相性もあるかと思うのでなかなか測りずらい部分ですが、


だからこそそういうお店を見つけると
何度も何度も何度も通いたくなります。
(ニューパロマさん店主もとても優しい方でした^ ^)





美しい色や形を見て、
また作品に生かしていこー。^ ^

喫茶のこと2


(引き続きアドリアさん)




最近真剣に喫茶店にある喫茶テーブルが欲しくなっています。


誰かいらない人がいれば
教えてほしいくらいです。


だんだん切実(必死?)になってきたので
ネットで調べてみると

こんな感じで出てきます。



うん。
違う!!!


私は新品が欲しいんじゃないんです。。
大体喫茶テーブル自体歴史があって古いものなのに、それを新しいように綺麗にしたものを買っても趣が…。

傷や汚れ、日焼け、歪みがむしろあってほしい。そこに時間と人との関わりが見えてくるから。

時間だけの経過でもダメで、
人が感じられるところが愛おしく感じられるのでしょうか。

どうでしょうか。
よく自分もわかりませんが。

でもそうするとぶっ壊れたジャンク品を買ったらどうか?
という疑問が出ますが、そこは関わり方なのでしょう。

作る時点から丁寧に
使う時も丁寧に
壊れても
傷がついても
丁寧に使う

その結果が
古く傷ついても美しくある
理由なのかなと思ってます。

自分は信じられないほどもの持ちが悪く、すぐものを壊すので
お前が言うな!
という感じですが、

それでも譲ってもらえるなら
買わせていただきたい。

引き続き探します。





喫茶のこと

 
暑いですね。
最近の週末はほとんど岐阜にいます。

仕事が瀬戸でなければ早く移住したいくらい。

1日に3件ほど喫茶に行くペースで
喫茶店に行きます。

もう大好きというか
愛してます笑






岐阜の喫茶店アドリアさん。
はじめて来ましたが
このテーブルの模様というか装飾というか、もうたまらないです。

欲しい!
売ってください!
と思わず声が漏れそうになるのを
堪えながら日記を書いている今です。

岐阜には素敵な喫茶店がたくさんあります。

愛知にも喫茶は多いですが、
どこが違うんだろう。

建物や内装、インテリア、家具などの装飾へのこだわりやスタイルが、一般的な王道とは違うのですが、それぞれの喫茶店が各々突き進んでいるこの個性の度合いが岐阜はなんだか強くて、私にはとても新鮮に、そして素敵に感じられます。


特に良い喫茶店はそれ自体が一つの空間作品のよう。
それを一杯のコーヒーで誰でも味わうことのできるなんて、本当に贅沢だなあと
いつも思います。


でも、最近いろんな喫茶に行く度に
なぜこんなに入口が質素で、華やかでないんだろう…と不思議に思います。

なぜなんでしょう。


僕の知識不足ですが、
これも明るい若者があまり喫茶にこない理由の一つにあるかもしれません。良い意味で。



居心地


とても素敵な空間へ。






居心地がいいとき

まわりのものが液体のように

輪郭をなくして

やわらかくつながっていくのがわかる


居心地がよくないとき

からだもまわりもポリゴンのような

大小さまざまな四角い集合体みたいに

一つ一つが固く分断されていくような

そんな感覚になる


人からものから空間まで

すべて液体のようにつながれるような

時間と出会うのは


稀だけれど

とても幸福な時間。

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