八窪章吾.

岐阜県恵那市で造形制作を行っています。 . オブジェを中心に感覚に語りかけるような . 作品をつくっています。 . HP hachikuboshogo.com

2020年07月

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雨はあがらず
家に光が入らないまま
‪あらゆるものがカビていく。‬



‪目に見える‬
‪何かに襲われるわけでもなく‬


‪日々、静かに‬
‪蝕まれていく恐さ。‬


‪もういっそ‬
‪ずっと外にいたいと思う。‬


‪けれど‬
‪愛するものはみな家にある。‬



‪今は、‬
‪信じているものを
ただ

ひたすら形に。

装うものたち

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cloudy blue

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白と青

八窪章吾作のオブジェ作品
八窪章吾作のオブジェ作品

八窪章吾作のオブジェ作品
八窪章吾作のオブジェ作品



白い人たち

素材の話(1)  特徴と使う理由

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使っている素材は主に"石粉粘土"と呼ばれるもの。


真っ白な軽い石の粉末と、それを固めるための粘土がまざったもの。
乾燥で1日ほどで固まります。





なかなか見る機会の少ない素材ですが、
わかりやすい特徴としては

・真っ白
・軽い
・とてもきめ細かい
・あらゆる素材とくっつく
・水に弱い


こんな感じです。



そもそもですが、使っている理由は
自分にとって
最も自由な造形ができるからです。



私は心の中の情景を形に
するため、

色の表情や質感などできるだけ
自由に、思いの通りに表現できるようにと
努めています。


形や質感作りなどとにかく繊細な表現ができる
和紙や砂、陶土、顔料粉末など他の素材と自由に合わせられる

ということからこの素材を使用しています。




強度ですが、
素材自体の強度は陶磁器とまあまあ同じくらいです。

ただ粘土成分が多く重量も軽いため、破損の場合は"割れる"ということはほぼなく、縁や繊細な部分が欠けるといったことになります。

万が一破損した場合は修理ができます。

また作品の仕上げ方にもよりますが
基本的には水に弱い素材です。

作品の風合い上、撥水仕上げをしていないものに関しては、水気により色や質感、形状が変化してしまう恐れがあります。ご注意ください。



ただそれでも
この素材を選ぶのは

繊細な色や質感に魅せられるからだと思います。写真では伝えきれない、五感に働きかける実物の魅力をぜひ一度感じてみてください。



(2)に続く

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