恵那
4月23
4月14
私が森について思うこと
恵那の山あいに移住して早2ヶ月。
私にとって
小さな頃から親しみを覚えていたはずなのに
どこか他者の関係のままであった"森"。
そんな"森"が
今は家を囲うようにして存在していて
一日中 意識できるような環境になって
もう他者ではなく関わるべき存在と
なっている。
マンション暮らしだった頃は
毎日、何か新しい刺激を探し求めて奔走して
いたけれど
恵那にきて森をあるいていると
同じ森なのに、いつもあるくたびに
小さな新しい発見がある。
・
私は "発見する" という行為が好きだ。
発見する という行為は
多くの、見えているものたちから
なにかを選びだす というよりも
見えないなかから
なにか光るものを見つけだすような
なんとなく"宝探し"のようなもの
と思っている。
木々のかたちや
新芽の芽吹き
葉っぱの色合い
光と陰がつくる
同じ色とない緑
最近では、森をあるく行為が
いつしかうっすら宝探しのように
思えてきている。
こんな気持ちを誰かと
特にかつての私のように
森がすこし疎遠になっているあなたと
共有したいなと
思う。
(森の展示 冒頭)
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